「エコチューニング」とは、建物から排出されるCO2などの温室効果ガスを削減するために、建物の設備や運用の改善、省エネを計画し実施していくことをいいます。

平成28年度12月から環境省によるエコチューニング事業者の認定制度がスタートしました。当社でもエコチューニング事業者となるために「第一種エコチューニング技術者」の資格を取得し、2017年3月に茨城県内の事業者として初めてエコチューニング事業者の認定を受けました。(エコチューニング事業者認定番号:第160022号)

エコチューニング技術者には、「第一種エコチューニング技術者」と「第二種エコチューニング技術者」があり、「第一種」のほうは、設備機器・システムを効率良く運転するためのエコチューニング計画等を策定し、PDCAサイクルを実践・指導する技術者であり、「第二種」のほうは、 エコチューニング計画等に基づき、その性質を踏まえて、設備機器・システムの運転管理設定や調整を実施できる技術者ということになります。

エコチューニングビジネスモデルについて

エコチューニングビジネスモデルは、業務用の建物の光熱水費を削減して利益を出し、その利益をビルオーナーとエコチューニング事業者が分け合うというものです。

初期投資の必要な大型最新設備の導入によることなく、既存設備・システムの適切な運用改善等によってCO2 や光熱水費の削減を実現することで、関係者のWin-Win を目指す、新しいビジネスモデルです。

エコチューニング事業者への報酬は、主に光熱水費の削減額の中から一定割合を支払うため、削減が出来なければ支払いは生じず、ビルオーナーにとって負担・リスクの少ないビジネスモデルです。

エコチューニング によるCO2が削減効果

エコチューニング技術者による建物の省エネ改善の取り組みをおこなうと、平均で5%の省エネが実現すといわれます。

産業用の建物で消費されるエネルギーは、日本国内の全エネルギー消費量の約6分の1にのぼります。エコチューニングの効果が高いとされる延床面積2,000平米以上の建物が全国に約9万棟ありますが、9万棟の建物で平均5%のCO2が削減されれば、環境保護に大きく貢献できます。

これまでビルメンテナンス事業で培った経験を生かしながら、今後、エコチューニング事業にも積極的に取り組み、地球環境保護への貢献を目指します。

エコチューニングロゴマークは環境省の登録商標です。

 

当社はビルメンテナンス事業やエコチューニング事業を通し、お客様に最適なサービスをご提供しております。環境に優しい省エネ設備導入に向けてコンサルティング、スマートビルディング導入支援も手掛けておりますので、導入をご検討中の方にはおすすめです。