光触媒空気清浄機Petit Joshua
「光触媒」とは
光のエネルギーによって触媒作用を示す(化学反応を促進する)物質を「光触媒」といいます。光触媒は、光が当たると非常に強い酸化力によって、有機物や細菌を水と二酸化炭素に完全に分解します。ウイルスも不活化、分解され、これまで特定のウイルスに効果が無かったという報告はなく、光触媒による効果は新型コロナウイルスにも有効と考えられています。
光触媒の5つの機能
大気浄化 | 空気中のNOxやSOx、ホルムアルデヒドなどの有害物質を除去。 |
脱臭 | アセトアルデヒド、アンモニア、硫化水素などの悪臭の分解。 |
浄水 | 水中に溶解した汚染物質であるテトラクロロエチレンやトリクロロエチレンなどの揮発性有機塩素化合物を分解、除去。 |
抗菌 | 抗菌作用によりクリーンな環境。ウイルス不活化。 |
防汚 | 窓ガラスや外壁などの防汚。 |
可視光応答型光触媒
光触媒の代表的な物質としては二酸化チタンが挙げられます。ただし二酸化チタンは紫外線が当たることで初めて光触媒作用を発揮します。そのため室内照明などの可視光では光触媒作用が十分に生じません。紫外線ランプを組み合わせて使用する必要があり、用途が限定されるという問題がありました。
それに対し酸化タングステンを用いた可視光応答型の光触媒は、太陽光が届かない屋内や夜間でも、室内照明で十分な光触媒作用を発揮できます。
この酸化タングステン光触媒技術は、独立行政法人産業技術総合研究所において開発されました(産総研の酸化タングステン光触媒に関するサイトはこちら)
- 難分解性の揮発性有機化合物でも完全酸化分解できる
- 室内の蛍光灯照明で酸化チタン系光触媒の7倍以上の強力な酸化分解活性を持つ
などの特長を持っているため、紫外線の少ない屋内や車内などで、塗料や接着剤、建材から放出される有機溶媒やシックハウス原因物質の分解や悪臭物質の分解、空気清浄機への応用など様々な利用が期待されています。
光触媒空気清浄機
Petit Joshua(プチジョシュア)は、酸化タングステンと可視光LEDの組み合わせによる光触媒で空気清浄を行う光触媒空気清浄機です。酸化タングステンを用いたメインフィルタに光を当てると、強い酸化力を発生し、フィルター表面に吸着された臭い成分、VOC、細菌、ウイルスなどを酸化分解して除去します。
オフィスのデスクまわりや会議室、応接室など、飲食店のテーブル、カウンター、トイレなどの消臭・除菌、また、ご家庭でのトイレやペットまわりなどの消臭・除菌対策にピッタリな小型空気清浄機です。
光源はLEDを使用し低消費電力。薬品等を使用しないので、コストも安く手間もかかりません。(プレフィルタは洗浄して繰り返し使用でき、メインフィルタは1年間有効です。)
通常の光触媒は壁にコーティングするため、業者による施工が必要で非常に高額となります。それに対して光触媒空気清浄機Petit Joshuaは、本体価格とフィルター交換のみで圧倒的にコストパフォーマンスが優れています。
お問い合わせは、こちらのページから。