当社が管理する「つくば市ふれあいプラザ」に、新型コロナウイルス感染と熱中症の対策としてIoT機器を導入しました。施設内の「暑さ」と「換気状況」を数値で可視化して、それらが上昇した際に職員が対応します。
「つくば市ふれあいプラザ」の軽運動室と多目的ホールに無線式の温湿度センサーと二酸化炭素センサーを設置することで、温湿度センサーが、暑さ指数と呼ばれる「WBGT」という数値を算出し、室内のWBGTが上昇した際は、職員が早めに空調を強めたり、室内の滞在人数を減らしたりするなどの熱中症予防を行います。
二酸化炭素センサーでは、人々の呼吸で発生する二酸化炭素濃度を計測します。厚労省が定める基準値である1000ppm以下を指標に、室内の密閉具合を可視化し、適切な換気が行われているかを把握できるようにします。
取得したデータはWebアプリで確認でき、つくば市ふれあいプラザの職員のほか、常陸興業の本社オフィスからも遠隔監視できます。事前に設定した閾値を超えた際には管理担当者に電子メールで知らせ、すぐに対応できるようにしています。