韓国在住14年、Takeさんの韓国情報ブログのバックナンバーです。

Takeさんの韓国 FAQ       2006.01.01発行  NO.37

<古くからの友人、韓国をよく理解するための日本人サラリーマン日記>

Takeさんです。

皆さん、セヘポクマ~ニパドゥセヨ!!(明けましておめでとうございます)韓国では旧正月を祝うので、私は1月2日から正常勤務です。日本の取引先は8日まで休みの所が多いので、何となく疎外感を感じてしまいますネ。紅白を見ながら除夜の鐘を聞いていた頃がやはり懐かしいです(笑)

今年も読者の皆様が健康で良い事がたくさんあるように韓国の地から祈っております。今年も頑張りますのでヨロシクお願いします!!

■本日のサラリーマン日記「Takeさんのイチオシ露店」

寒い!!日本も同様かと思いますが今年の韓国はとにかく寒いです。毎年、大寒の前後が一番寒くてソウルの場合はマイナス10度以下になり水道管が破裂!!なんてニュースが飛び交うのですが、今年はすでに12月からその状態です。15分も外にいるともう体は冷え込んでしまいます。

そんな時につい寄り道したくなるのが、おでんやホットクに代表される露店ですネ。こんなに寒いのによく外でお店など開けるな~と感心してしまいますが、商売のためには寒さなどには負けていられないようです。

今回は私がよく利用しているイチオシ露店を二つ紹介しようと思います。まずトップバッターは「ホットク」です。おでん、プォパン(鯛焼き)に並んでこのホットクは代表的な冬の露店アイテムです。

http://www.geocities.jp/korea_faq/NO37/hot.jpg

しかし、以外と奥が深くて同じ値段(500ウォンくらい)でもお店によってかなり味が違います。お餅のような皮に黒砂糖を入れて油で炒めるわけですが、アツアツのお餅を頬張ると中から黒砂糖が蜜のように溶け出し、トロリとして何とも言えない風味を醸し出します。韓国に来たての頃は辛いものばかりだったので、このホットクを知った時はよく食べに行きました。ただ、脂っこいのであまり食べ過ぎるともたれる事もあるので注意して下さい。

味のポイントは小麦粉だけでなくもち米が使われているか?黒砂糖だけでなくピーナツが入っているか?新鮮な植物油を使っているかだと思います。それと焼きたてが美味いので、少し待ってからでも必ず焼きたてを食べるべきです。焼きたては本当に熱くて、画用紙の破片のようなもので押さえて食べるのですがそれでも火傷しそうなくらいに熱いです。しかし、この熱さが厳冬のソウルにはグッドなのです。

このホットクは若いOLなどに人気があり、どこのお店が美味いのかよく知っています。私もソウル税関の女の子から教えて貰いました。いつものように略図を載せておきます。

http://www.geocities.jp/korea_faq/NO37/map1.jpg

地図を見てもわかるようにソウル税関正門の前にあります。露店は移動があるのでいつもそこにあるとは限りませんが、冬場なら間違いなくお店を開いていると思います。パークBOFからも歩いて5分くらいなので、ついでに寄ってみてはどうでしょうか?

二番目は「焼き鳥」です。数年前頃から焼き鳥の露店もかなり見かけるようになりました。私はまだまだ日本の焼き鳥が美味しいと思っていますが、韓国でもここ数年の研究の成果が出てきてかなりホンモノに近づいてきた感があります。

今回、紹介するのは地下鉄3号線の3番出口から歩いて30メートル程にあるのですが、その味は韓国のTV番組でも紹介されたくらいで確かに美味いです。

http://www.geocities.jp/korea_faq/NO37/yaki.jpg

塩味とコチュジャン味がありますが、私は塩味が気に入っています。一本1500ウォンなのですが、かなりのボリュームです。食べていると串をはさみで切ってくれるのですが、最初はよくわからないので戸惑ってしまいました。

この場所はちょうど私の通勤ルート上にあるため、お腹が空いていると一人でもつい立ち寄ってしまう場所でもあります。同時に「おでん」も売っていますが、ここのおでんもかなりいけます。そばに置いておる紙コップを差し出すとおでんのだし汁を入れてくれますが、これがまた美味いのです。

この屋台は胛鴎亭ではすっかり名物になっているようで、勤め帰りにカップルが待ちあう場所としても利用されているようです。恋人を待つ間に腹ごしらえするには絶好の場所なのでしょう。夕方4時頃からお店を出し始めるので注意が必要です。いつも凄い人込みなので日本から来た観光客にとっては少し勇気が必要かもしれませんが、ぜひチャレンジしてみて下さい。

■編集後記

ここまで読んで下さり有難うございました。

今回の露店特集は如何でしたでしょうか?本当はもっと紹介したいお店があったのですが残念です。韓国の方はとにかく外で食べるのが好きです。88年のオリンピック前にはもっと沢山の露店があったと聞いています。日本ではお祭りなどの催し物がないと露店を見かけることは難しくなりましたが、この国ではまだまだ現役で頑張っています。オープンでワイルドな韓国の国民性によく合うのでしょう。

それでは皆さん、アンニョンヒケセヨ~!!

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