日韓ビジネス協議会での発表
日韓ビジネス協議会で「海外民間ネットワーク」について発表しました。
第166回 日韓ビジネス協議会開催概要
開催日時 2015年10月28日(水)
協議会 15:30~17:15
交流会 17:15~18:15
開催場所 神奈川中小企業センタービル 6階 特別研修室
テーマ
・『海外民間ネットワーク』について
・ 韓国貿易協会及び駐日韓国企業連合会の最近の活動など
・『日韓の道徳教育事情』
・ 企業紹介:日本ミグン365五反田店の紹介
日韓ビジネス協議会のメイン講師として、韓国の中小企業の概況と、中小企業の海外進出を支援する理由、実際に私が関わった海外民間ネットワーク事業の事例などを説明しました。
韓国の中小企業の従業者数は、全企業の従業者数の87%を占めます。それに対して全生産額は47%に過ぎません。
わずか13%の大企業の従業者が53%の生産を生み出しているのです。
これは、韓国の中小企業の労働生産性が、大企業と比べて非常に低いということを表しています。
また、韓国の輸出依存度はGDP比54%で、日本の16%と比べて非常に高くなっています。輸出依存の傾向が強い経済構造のため、中小企業の海外販路の開拓、海外進出の成功が、経済発展の重要なポイントとなっているのです。
その海外進出を支援し、成功させるためにできたシステムが、海外民間ネットワークです。海外民間ネットワークでは、海外進出専門のコンサルティング会社が、中小企業を支援することで海外進出の成功率を高めます。
海外進出を成功させ、強い中小企業を育てることで、大企業依存から脱却し、韓国経済の健全な発展を目指そうというものです。そのほか海外民間ネットワーク事業に実際に関ってみて、気付いた良い点や課題などについても話しました。
発表内容の詳細は、こちらのPDFファイルをご覧下さい。海外民間ネットワークについて