スマート農業
傾斜地や遠隔地など人による労働力だけでは農業活動が厳しいエリアで、日照量や土壌の温度など農産物栽培に必要な自然環境の状態を自動チェックし、多様なデータを通信困難なエリアでも送り出せるシステムの一翼を担います。
これまでは農業従事者が現地に赴いておこなってきた土壌や農産物の管理・監視作業を自動的に行うことで省人化を図り、遠隔操作で利便性を飛躍的に向上させる未来型農業の実現をサポートします。
IoTによる圃場と栽培工程の見える化
IoT機器による圃場の見える化を実現すると、生産性の向上、農作業の効率化、農業継承問題の解決、農産物の品質向上などに大きな力を発揮します。
圃場の温湿度、日射量・ CO2、土壌のEC・pH・水分量などのデータが毎年蓄積されていくことで、生産性の向上のために最適な栽培法のノウハウが明確になって行きます。また農作業の栽培工程と天候、圃場の状態のデータが蓄積されていくと、最も効率的な作業方法を誰でもわかる形でノウハウ化することができ、熟練した農家のノウハウも初心者が容易に修得できるようになります。さらに天候と圃場の状態、栽培方法のデータの蓄積により、農産物の最適な味や大きさの実現、品質向上が可能となります。
当社は、圃場の見える化を実現するスマート農業システム構築に必要なIoT製品を販売いたします。
スマート農業用製品一覧 | |
Watcher Pro 2 環境観測ノードセット
環境データの自動取得、プログラム可能なデータ取得サイクル、最大7種のセンサーを接続可能、USB充電、防塵防水:IP67 農産物に合わせて必要なデータを最大7種類取得可能です。気温・湿度・照度統合センサー、土壌温度・水分量センサー、土壌pHセンサー、二酸化炭素濃度センサー(CO2センサー)、光合成有効放射センサーなど様々なオプションセンサーを自由に組み合わせできます。 |
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Watcher Mini 2 一体型環境観測ノード
温室環境データの自動取得、気温・湿度・照度統合センサー搭載したオールインワン設計、USB充電、防塵防水:IP65 気温・湿度・照度統合センサーが初めから搭載されており、お得な価格設定となっています。 |
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気温・湿度・照度統合センサー
大気温度、相対湿度、および照度を同時に測定できる小型・高感度センサー。 |
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土壌温度・水分量センサー
土壌の現在温度測定と土壌の誘電率から水分量を計測するセンサー。 |
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二酸化炭素濃度センサー(CO2センサー)
非分散型赤外線吸収法(NDIR)を用いて空気中に存在するCO2を検出、長寿命な二酸化炭素濃度センサー。 |
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光合成有効放射センサー
400〜700nmのスペクトル範囲で光量子数を測定する光合成有効放射(PAR)センサー。 |
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土壌pHセンサー
高価、高消費電力といった従来製品の問題点を解決した、土壌pH値のリアルタイムモニタリングセンサー。 |
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土壌EC値(電気伝導度)センサー
施肥量の目安となる土壌の水溶性塩類濃度を知るために、土壌の電気伝導度を測定するセンサー。 |
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葉面温度センサー
病気予防のために作物の葉面温度を測定するセンサー。 |
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葉面湿度センサー
病気予防のために作物の葉面湿度を測定するセンサー。 |
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拡張インターフェース
Watcher Proで接続するセンサー数を拡張する。センサー種類を自動識別し接続後直ちに使用可能。 |
IoTインフラ構築のために ← IoT、ZETAについてのわかりやすい解説は、こちらのページをご覧下さい。