新型コロナウイルスの感染対策のために発熱スクリーニングが重要となっています。発熱スクリーニングとは集団の中から発熱者を選別し感染拡大を防ぐというものです。非接触で複数人を瞬時に発熱スクリーニングするサーマルカメラをご紹介します。
サーマルカメラ
サーマルカメラとは「thermal：熱の」「 camera：カメラ」で、新型コロナウイルス感染対策で発熱スクリーニングのために使用されるカメラとして需要が高まっています。空港などで以前から使用されてきた赤外線サーモグラフィーと同じ仕組みで発熱者を検知するもので、サーモグラフィーカメラとも呼ばれます。
サーマルカメラの種類を大きく分けると、バレット型、ドーム型、タブレット型、ハンディ型の4種類があります。バレット型、ドーム型は一度に20～30人を測定するなど高機能で高価なものとなっています。それに対して、タブレット型、ハンディ型は、カメラと画面が一体となっているため低価格で手軽に導入できますが、一人ずつの測定しかできません。機種により性能と価格に大きな違いがありますので、場所と用途に合わせて適切な機種を選ぶことが必要となります。
サーマルカメラ導入のメリット
■施設利用者の安心感の向上
サーマルカメラを設置することで、施設内への発熱者の入場を防止することができ、感染リスクを下げることができます。施設の利用者の安心感が向上し、感染対策の意識が高い施設であることをアピールできます。
■施設スタッフの安心感の向上
体温チェックする場合、非接触式の体温計であっても厚生労働省が推奨する2ｍのソーシャルディスタンスを保つことができません。サーマルカメラがあれば発熱者に近づくことなく、自動で体温の異常を検知、周りに知らせてくれるため、施設スタッフの感染リスクを低減できます。
■多くの施設で導入が進むことで感染拡大防止に貢献
多くの施設でサーマルカメラが導入されると、発熱していても自覚が無く歩き回る感染者がいた場合、その行動を抑制する効果を発揮し、感染拡大防止に貢献します。
ドーム型サーマルカメラ「Alice TB-6PA」
サーマルカメラAlice TB-6PAは、ドーム型サーマルカメラで、一度に複数人の体温チェックが可能です。表面温度を±0.5℃の高精度でリアルタイムに測定し、混雑した公共エリアでも発熱者を発見することができます。公共施設・学校・病院・オフィスビル・商業施設などで広く使用できます。
サーマルカメラ「Alice TB-6PA」の強み
■複数人を瞬時に測定
最大20人を瞬時に測定できる性能により、測定に時間をかけません。施設スタッフが施設利用者に対して体温チェックする際の労力を大幅に削減できます。
■非接触で安全に発熱者を検知
発熱者を発見した場合は、アラートとフラッシュで通知します。非接触で発熱者を検知する事で接触による施設スタッフの感染リスクを格段に低減させます。
■人を検知する性能の高さ
顔を検知するAI搭載により人体を見分ける性能が高く、帽子やマスクを着用していても顔認証・体温検知が可能です。
■信頼できる製品
セキュリティカメラで世界No.1シェアのHIKVISION製です。日本国内での導入数も非常に多く、サポート体制が充実しています。
モニター・スタンド一体型サーマルカメラ「SG-Type1」
バレット型、ドーム型のサーマルカメラは、PCやモニターに連結して画像を表示するため、カメラの費用にプラスして、PC、モニター、接続ケーブル、設置工事費などの費用がかかります。また、設置後に別の場所に移動しようとすれば、再度、設置工事が必要となり、設定費用がかかることになります。
スグオン・SG-Type1は、ドーム型サーマルカメラ「Alice TB-6PA」と24インチモニターを一体型とすることで、設置後に移動する場合も工事や再設定が必要なく、導入費用もリーズナブルです。
数年はウィズコロナの時代が続くという専門家もおり、3年、4年と長期間使用する中でサーマルカメラの設置場所の移動が生じる可能性は高いと思われます。一体型ではなく、サーマルカメラ、PC、モニターを組み合わせて設置した場合は、移動のたびに業者を呼んで設置工事をしてもらうこととなり、設置工事の手間、費用の負担などデメリットが多いです。今後の運用も含めて考えた場合、設置も移動も簡単なモニター一体型サーマルカメラ「スグオン・SG-Type1」は最も使い勝手が良いサーマルカメラだと言えます。
タブレット型、ハンディ型、その他のサーマルカメラ製品も多数取り扱っていますので、サーマルカメラのご検討時には是非ご相談ください。サーマルカメラ取扱製品
